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Ferrariにハマってしまった.... F355試乗の巻
2/16/'98


僕はHistoryページにも書いてますが車好きであります。
車の中でもやはりスポーツ・カーというカテゴリーの車が好きです。 スポーツ・カー好きにとって頂点の、たどり着く先はやはり、フェラーリではないかと思います。

スーパーカー(←古い)ブームだった頃に「早く車を動かしてみたいっ!」と思ってた当時小学生の僕にとって、 憧れの車は実はフェラーリではありませんでした。ところが、いざ大人になって車に乗ることもできるようになってそして、ある種の高性能なスポーツ・カーを実際乗れるようになって、車に対して求めるものがいろいろと出てきました。
速さ、スタイルを越えた何か.....なんだろう?と思っていると、やはりフェラーリの名前が浮かんできてしまうのです。
ここでフェラーリについての歴史やウンチクは詳しい方に任せて、自分でどこがいいのか?
何故それほどまでに崇拝されるのか?

車を好きになればなるほどフェラーリを意識せざるをえない気持ちになりまして、ついに「これは乗って確かめなくては」と思っていたところ、念願叶って試乗させてもらうことができました!!

乗ったのはフェラーリ日本総代理店、コーンズさんからお借りしたRosso Corsa(赤)のF355GTSです。

F355_2

F355_4

F355N

BMW M3

いやぁ、ホントにいいっ!
なにがいいって、まず美しい!
こんなにきれいな車見たことないです。

そして初めてのフェラーリシートに座ってみる。コクピットは思ったより広い。
コーンズの方に簡単なコクピットドリルを受けてさっそく走り出してみる。
緊張しながらそこそこ重いクラッチを上げてゆくと、F355GTSはあっけなく走り出した。

憧れていたアルミのシフトノブを2速に入れアクセルを踏んでみる。あの有名なFerrari Musicが自分の聞き慣れない方向から聞こえてくる。
このF355GTSはMidにエンジンがあるので、背中から聞こえてくる。

さらに踏み込む。6500rpmを超えるとまた音色が変わる。もうこれは楽器だっ!
マイルス・デイビスが「フェラーリは偉大なビッグバンドのようだ」と言ったそうだが、まったくその通りと思った。
実際マイルスも数台のフェラーリを乗り継いで、晩年はGiallo Modena(黄色)の328GTSに乗っていたそうです。
しかし、ほんといい音だ。

僕は現在フロントにエンジンがあるBMW M3という車(4枚目の写真参考)に乗ってるんですけど、F355のハンドリングは公道を普通に走っている限りでは、もうレールの上を走っているかのようなグリップで、よく言われるようなミドレイアウトの気難しさはまるで感じませんでした。
また、町中を結構走りましたが1900mmの車幅もそんなに気になりませんでした。

せっかくフェラーリに乗ってるしコーンズさんから半日も貸して頂けたんで、僕の恩人で車好きで僕の楽器の面倒を長年みてくれているBrainMusicCompanyの社長、長竹氏(左の写真、左側)の事務所に見せに行きました。
ちなみに彼はNew Alpina B10 4.6(まだ日本に数十台しかデリバリーされていない!)のオーナーです。

町中と高速道路と半々ずつ走りましたが、町中でStop and Goが続いてもぜんぜん問題なく、高速では終始安定した走りと「いい音」でした。
そして結論は....

ほしーーーーいっ!!

僕は決めました!
ゼッタイ手に入れることを。
そして出来れば、
    F355 berlinetta
    288GTO
    F50
の3台がほしいです。(←言うだけ言わせといてっ! 夢なんだからぁ)



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